(2001年2月)

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2月28日(水)

お兄ちゃん大好き

お兄ちゃんの帽子、似合う?しょうこが今1番好きなもの(?)は、間違いなくお兄ちゃん。

「いーあん、いーあん(お兄ちゃん、お兄ちゃん)」と後を追いかけています。ふみくんが座っていれば背中につかまって立ち上がり、おんぶの格好になり、ふみくんが寝ていれば今度は頭をナデナデ…。

もちろん、ふみくんもまんざらではなく、妹に頭をくしゃくしゃにされようと、背中によじ登られようと、シャツの中に両手を突っ込まれようと、黙って好きにさせています。時には、「しょうちゃん、なあに?」と手話を交えて尋ねていたり、なかなか大したお兄ちゃんぶりなのです。

きれい〜!癒されるわあ!今日は、K病院でPTでした。前回はずっと廊下を歩き回ったのですが、今回はいろんな刺激を入れましょう、ということでPT室の一角にある「癒しコーナー」(私は密かにそう呼んでいる)で、いろんな色に変わる光ファイバーの束や、大きな円柱型の水槽の中を照明に合わせて色を変えながらボコボコと泡が上っていく水槽などを眺めたりしました。横にあるウォーターベッドだけは激しく嫌がりましたが。

それから次はプレイルームのブランコやボールプールで遊んで終了。プレイルームは初めての場所だったので、やはり緊張が強く、しがみついてばかりのしょうこでした。でも、ボールプール自体はS学園や盲学校でもやっていて知っているので、まあ、ちょっとは楽しめたかな。

今日はPTのM先生も一緒の写真も撮って、ご本人の掲載許可まで頂いたのに、よく見たら手ブレで最悪の写りでした。がっかり。というわけで、M先生のお顔はまた今度、です。

2月27日(火)

紙オムツ支給

夜、市の福祉課の方からお電話を頂きました。先日来、障害のために排泄の自立ができない子供に対する紙オムツの支給に関して問い合わせていた件について、結果が出ました。

最初に問い掛けてから随分時間が経ったのですが、それには次のような経過がありました。最初に紙オムツの支給の制度はないのか、と尋ねた時、市の答えは「ありません」でした。

そこで、ネットを通じて他の市町村ではどうなっているのかを皆さんに教えて頂き、それをもとに、再度、松本ではそういう制度はないのかを尋ねました。返事はやはり、「ありません」。

そんな時、ネット友達で、S学園のOBでもある「あおいそら美」さんから、補装具としての紙オムツの支給に関する厚生省通達のことを教わったので、「こういう通達が出ているはずで、昨年の4月から市町村で支給されるようになったはずですが」と、再度アタック。答えは「調べてみます」。そして、「調べてみたんですが、そういう通達が見当たらないので、ご覧になった資料があれば送ってもらえないでしょうか」と、反対に訊かれました。

そこで、該当の通達の番号をお知らせし、返答を待っていたところ、今日お返事が頂けたというわけです。

結果として、脳性マヒ、脳炎、無酸素脳症などの「脳原性運動機能障害」が原因で排尿・排便の意思の表示が困難な場合、医師の意見書をつけて申請すれば、紙オムツの支給を受けられることになりました。

実は、通達番号をお知らせする時に、筋ジストロフィーなど、他種の障害の場合でも条件は同じなのだから、そういう子供に対する支給も検討して欲しい、とお願いしたのですが、問題の厚生省通達の中に「脳原性運動機能障害」と明記されているために、他のものについては松本市としても支給は考えていない、ということでした。

でも、とにかく今回のことで脳性マヒのお子さんなど、随分助かるでしょうし、その制度が定着すれば、他種の障害のお子さんを持つご家族からも声が上がって来るでしょう。その時、また運動を起こすなど、考えればいいかな。というわけで、署名用紙も配らないうちに、とりあえずの決着を見たのでした。

書き忘れるところでしたが、今日は盲学校でした。しょうこは幼稚部のK先生がちょっと顔を出されて、出て行かれる時に一緒にくっついて廊下に出てしまい、そのまま職員室まで抱っこされて行ってしまいました。なのに、職員室に入った途端に不安そうになって廊下を指差して「あっち、あっち」と示していたそうな。やっぱり職員室の雰囲気って、苦手よね〜。(笑)

2月26日(月)

闘志バリバリ

昨夜、新潟のおじいちゃんから電話がありました。「Sさんって人から電話あったんだけどわかるか?○○で知り合って、一緒に食事したこともあるって言ってたんだけど」そう言われて、心当たりはただひとつ。

一昨年の10月、ひょんなことから知り合った、2人の男の子のお母さん。軽い気持ちで約束をして出かけてみたら、ある宗教の勧誘だったのです。(詳しく知りたい方は、日記を読んでみてね。10月22日のできごとです。ココ

「そうじゃないかと思ったから、電話番号教えないで、向こうの番号聞いといた」とおじいちゃん。やるじゃん!

聞いてあった番号は携帯電話のもの。そうそう、あの人、自宅には電話を引いてなくて、ケータイだけなんだった。こちらの番号を知られたくなかったので、番号非通知にしてかけたところ、話し中になっていました。非通知のものは話し中にして受け取らない設定にできるんですってね。

ということで、今日、公衆電話からかけてみました。カードを入れる前から、もう私は闘志満々。バリバリの対決モードです。もう一度やり合う覚悟でかけたのですが…。彼女は、出先なのであまり話せないと言いながらも、「しょうこちゃん、元気かなと思って」とのこと。「また機会があれば会ったりしたいし」と、ケロッとしていました。「でも、あの時、ケンカ別れしたよね」と突っ込めば、「私はそんな、ケンカなんかしたつもりはないですけど」と答える彼女。「だって、最後は私、警察呼びますよ、とまで言ったでしょ?」と更にたたみかけても、全然動じない。ま、今回はケンカになるまで話し込みもしなかったので、お互い冷静な状態で電話を切りましたけど。

2月25日(日)vol.2

あんよ

あんよは上手♪しょうこは何を思ったのか突然、椅子から立ち上がって私やチチのところまで歩く、という芸当をして見せるようになりました。

歩数にして、ほんの2,3歩。立ち上がった勢いで、トトトッと前へつんのめるような格好ですが、確かに自分の足でどこにもつかまらずに歩いています。時には、立ち上がった時に自分でちゃんとバランスをとって一瞬ですがそのまま立っていたりもします。スゴイ!

本当の独歩まではまだまだですが、そうやって最初の1歩を踏み出した勇気をほめちぎってやりたいと思うのです。(=^_^=)

2月25(日)

お客様

なつかしい仲間たち、その1昨日、チチと私の共通の友人4人が白馬へスキー&スノーボードをしに行って(でも雨天のため、温泉に入っただけだったとか)、その帰り、我が家に寄って泊まっていきました。

去年も来てくれたのですが、その時はまだ、私と子供達は新潟の実家に暮らしていたので、チチ1人でのおもてなしでした。今年は家族揃ってお迎えすることができたことを嬉しく感じました。

なつかしい仲間たち、その2私にとっては5年半ぶりの再会で、とにか嬉しく懐かしく、もちろんビールも進みました。(笑)

今は皆、違う仕事をし、それぞれの道を見つけて進んでいる仲間たち。それでも縁が切れることなく、こうしてお付き合いが続いているなんて、奇跡と言ってもいいくらい。感慨深い一夜でした。

ふみくんとしょうこも、全然人見知りをせず、彼等の膝に抱っこしたりよじ登ったり。みんな独身なのに、子供の扱いがうまくて、よく相手をしてくれたので、すっかりお任せで楽をさせてもらいました。

寝る時は、何しろ狭い我が家なので、みんな寝袋持参。1つの部屋に寝袋が4つ整然と並んでいる光景はちょっと笑えました。

今日、お昼近くになってみんな帰って行き、宴の後の寂しさで、いつもは狭い我が家が急に広く感じてしまいました。また来年も、みんなそろって遊びに来てね。待ってるよ!

2月22日(木)

S学園と ろう学校

午前中、S学園でPTを受けました。でも、しょうこはあまり気乗りがせず、すぐに脱走して他のみんなのところへ逃げて行ってしまい、訓練というより結局はいつもの遊びに終始しました。でも、PTの先生のお話はいつもためになり、今日もいろんなアドバイスを頂けたので満足です。

01.02.22_rou_rouka.jpg (61997 バイト)一旦家に戻って昼食を食べ、それからすぐにろう学校へ。今日は、先生が「音楽室に遊びに行こう」とおっしゃって、ひよこ組(母子教室)の部屋を出発。しょうこは、「抱っこ」と差し伸べる私の手を払いのけ、延々とハイハイで冷たい廊下を進んでいきました。

結局、音楽室まで自力でたどり着き、帰りもハイハイだけで戻ってしまい、その逞しさに感心してしまいました。

01.02.22_rou_music2.jpg (79480 バイト)音楽室では、木琴、太鼓、ハンドベルなど、いろんな楽器を試してしょうこもご満悦でした。

しっか〜し、この後ひよこ組の部屋に戻ってから、とんでもないことが判明したのです。

今日はどうも反応がイマイチだなあ、と思い、しょうこの補聴器をチェックしたら、なんと両耳とも電池が切れていたのでした。朝チェックした時はちゃんと聞こえていたのに!聞こえない補聴器を耳につけていても、ただの耳栓になってしまって、かえって聞こえにくくしてしまうので、仕方なく補聴器を外して片付けました。

すると、しょうこは不安そうに部屋の隅に行ってじっとしていたり、何もしたがらなかったり。補聴器が、どれほどしょうこにとって大切なものになっているかを、図らずも実感させられる出来事でした。

2月21日(水)

大きくなった会

ふみくんの保育園で「大きくなった会」というのがありました。要するに保護者参観です。

子供達が披露してくれたのは、「独楽回し」「縄跳び」「カルタとり」「合奏」「合唱」と盛りだくさん。最初、先生はそのうちいくつかを選んで見せてくれるつもりだったそうですが、子供達がどうしても全部見せたい、と言い出したのだそうです。

いつの間にできるようになったのか、ちゃんとやっている姿にビックリ。また、昨日の朝まで「縄跳びが結べない」とベソをかいていたのに、いざ本番の今日は、縄跳びの披露を終えた後、ちゃんと縄を結んで片付けられるようになっていて、誇らしげに結んだ縄を高く掲げて見せてくれました。

カルタ取りの取り札は、子供達が自分で描いた自画像で、読み札はそれぞれの特徴を文章にしたものでした。クラスのみんなで考えたというその内容、ふみくんのものは「戦いごっこ大好き。でも優しいね、ふみたか君」でした。いかにも(笑)。

会が終わった後、現在の保護者会長さんのお宅へお邪魔して、会計事務の引継ぎをして頂きました。同時に、1年間の行事やそれに伴う保護者会の仕事の流れなど説明して頂き、あらためて「うわ、大変そう」と冷や汗をかいてきました。今の会長さんはとても穏やかな方なので、園側との交渉事などもうまくこなしてこられたようですが、私はすぐかっかする方なので、気をつけなくては…。

昨夜、何故か突然ものすごい頭痛に襲われて横になったのですが、枕から頭を上げることもできず、夕食の片付けも子供たちのお風呂も寝かしつけも全てチチに任せてしまいました。なので、今日ちゃんと用事をこなせるだろうかと心配だったのですが、一晩寝たらケロッと良くなっていて、なんの支障もありませんでした。ホッ…。

2月20日(火)

Mちゃん

盲学校でした。今日は、盲ろうの高校生、Mちゃんと、そのお母さんが母子教室の部屋に寄ってくれました。

Mちゃんは全盲、全聾に近いのですが、先生や家族とは指文字でコミュニケーションをとっています。また、点字も使っているということでした。先生が、Mちゃんの掌の上でものすごいスピードで指文字を使い、その場の状況や、私達の言葉を伝えて下さり、時折Mちゃん自身も先生の掌に指文字で返事をするその様子は大変頼もしく、私などは感激で鳥肌が立ったほどでした。

指文字と言っても、Mちゃんが使っている盲の場合の指文字はローマ字式で、しょうこに使い始めている聾の場合のものはひらがな。いろんな形式があるんだな、とあらためて感じましたが、盲も聾も共通したものを用いていればコミュニケーションできる相手も広がるのになあ、とも思いました。

01.02.20_mou2.jpg (33133 バイト)Mちゃんは用事があって、先生と出かけてしまったのですが、お母さんは残って、いろんなお話をして下さいました。先輩のお話はとても奥が深く、勉強になることばかりでした。

しょうこが眠ってしまったので、いつもは午前中だけで帰るのですが、今日はふみくんのお迎えの時間まで長居してしまいました。

2月19日(月)

散  歩

まだまだ冬のど真ん中、と思っていたけれど、このところ穏やかな天気の日が続いています。今日は日差しも暖かく、いつものダウンコートではなくフリースのジャケットを1枚羽織るだけで十分な陽気でした。

昨夜(というより今朝)午前3時に突然目覚めて5時までの間、「お茶!」と「しっこ!」を繰り返して私をふらふらにさせたしょうこ様。朝、ふみくんを保育園に送りに行くときもまだ布団の中で熟睡中。結局11時までぐっすり寝て、さわやかにお目覚めになりました。勘弁してくれ〜。

お父さんのシャツによだれついたけど、お母さんそのまま片付けたよ洗濯物を干す時に、しょうこがカゴから1枚ずつ取って渡してくれるようになった、ということは前に日記に書きましたが、今度は取り込んだ洗濯物をたたむのも手伝ってくれるようになりました。

「たたむ」というより、グチャグチャに丸め、時にはよだれのシミまでつけてくれるのですが(苦笑)。ありがとう、というとニコニコッと喜ぶので私まで嬉しくなります。しょうこが「たたんだ」洗濯物を、タンスにしまうふりをしてしょうこに背を向け、こそっとたたみ直す毎日です。

天気が良かったので、しょうこをベビーカーに乗せて久々のお散歩に行きました。ふみくんの保育園の前を通りがかった時、丁度ふみくんのクラスの子達がバラバラッと園庭に出てきて、それぞれ干してあった雑巾を手にとりました。お部屋の雑巾がけの時間らしい。ふみくんときたら、手に持った雑巾をブンブン振り回して遊んでいました。

そのふみくんをお迎えに行った時、同じクラスのNちゃんのお母さんに呼び止められました。何かと思えばバレンタインデーのチョコレート!ふみくんは常々「Nちゃんが好き」と公言してはばからず、ライバルのY君、N君をバリバリに意識しているのです。将来はNちゃんと結婚するんですって。そのNちゃん、喘息でずっとお休みしていたのですが、今日やっと登園できたので、遅ればせながらのチョコレート、だったわけです。ふみくんの喜びようのすごかったこと!「ありがと!」と言うなり、ロケットのように走って行って、友達に見せびらかしていました。でも、たぶんY君やN君にも、チョコレート、行ってると思うよ、ふみくん。

もう1つふみくんネタ。保育園からの帰り道、道端に落ちていた汚れた空き缶を2つ「持って帰って捨てる」と言って、家まで持ち帰りました。その辺に置いておけ、とも言えず我が家の缶専用ゴミ袋へ。きっとこの調子で我が家のゴミが増えそうで、恐いです。

2月18日(日)

何事もなく

昨日と今日、買い物以外はどこへも出かけず家でノンビリ過ごしました。昨日は、本当は盲学校でお母さん方の集まりがあったのですが、私だけでなく子供達もここのところ風邪で調子が悪く、子供達と家で留守番するチチも大変だろうと思ったので欠席させてもらいました。残念。

休みの日にずっと家にいる、ということの方が珍しい我が家ですが、たまにはいいものです。ふみくんは近所のお兄ちゃん、お姉ちゃんに遊んでもらい、しょうこはチチに両手を引かれて駐車場であんよの練習。私はというと、ふみくんのゲームボーイの「ドンキーコング2001」の攻略に必死になってしまいました。f(^^;)ポリポリ

2月16日(金)

写真展

先日、近くのスーパー「ジャ○コ」で赤ちゃん撮影会というのをやっていました。プロのカメラマンが子供の写真を撮ってくれる、というもの。撮影した写真は後日店内で展示するということでした。

ぼくとしょうこちゃんの写真だよ根がミーハーな私。ふみくんとしょうこの写真を撮ってもらっていたのですが、16日からその写真が展示されているのを思い出して見に行ってきました。

行ってみると、2枚の写真が飾られていて、その写真が欲しければ額付きで3000円なんだそうです。「やっぱりね」と思ったけれど、福岡のおばあちゃんに送ってあげたら喜ぶだろうな、と考え直し、1枚だけ買い取ってきました。

2月15日(木)

新潟行き中止

明日新潟で口腔外科と麻酔科の診察の予定で、本当は今日、新潟へ移動しているはずなのですが、このところ新潟は雪が降り続いているとか。先月も大雪の中の強行軍でしょうこの体調がガクッと悪くなりました。今も、しょうこ、ふみくん、そして私まで風邪で調子が悪いので、今回はキャンセルすることにしました。Dr. ごめんね。

お兄ちゃん、よ〜く磨いてね今朝、朝食を終えて食器をキッチンへ運び部屋へ戻ってみると、ふみくんがしょうこの歯を磨いてやっていました。しょうこも全然いやがらずにされるがままです。ふみくんも小さい時から歯磨きが嫌いじゃなくて、「歯磨きだよー」というと自分からゴロン、と頭を預けてくるような子でしたが、しょうこも同じく、歯磨き大好き。私が磨いてやったあとも、必ず自分でやり直し(笑)ます。

これはとても助かること。しょうこは口蓋裂のせいでとんでもない場所にとんでもない向きで歯が生えていて、Dr.から「ゼッタイ虫歯にしないでね。こんなとこ、治療も抜歯もできないから」と言われているんです。

2月14日(水)

断  水

今日、松本市とお隣の塩尻市の一部が断水になっています。実は昨日ろう学校へ行った時、「水に油が混じって飲めなくなった」というのはぴよぴよ先生から聞いていました。その時は、それほど大したことではなく、すぐに自体は収まるだろう程度に考えていたのですが、甘かったのです。

川から浄水場へ水を引く取水口のところに灯油が浮いていたそうなんですが、どうやら上流にある民家の灯油タンクから洩れていたようです。結局、浄水場全体を清掃しなくてはならず、松本、塩尻両市とも地下水の汲み上げに切り替えているのですが、ちょっと高台にある地区には水を送れなくなっているとか。幸い我が家は大丈夫ですが、地区によっては給水車に並ぶ行列ができていて、こんな寒い時期なのにとてもお気の毒です。

今日は、ろう学校の集団指導に初めて参加してきました。とにかく人数が多いし、1つ年上の子達も多くて賑やか!前のしょうこなら圧倒されて身動きもできなかったはず。でも、今のしょうこは違います。他のお友達のしていることが気になって、気になって、昨日のイブイブの時と同じように自分から寄って行っては覗き込み、手を出していました。

1つ年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんともなるとオモチャの取り合いなどでとっくみあいのケンカになったりして、すごい迫力。うちは、きょうだいがいると言っても、ふみくんとしょうこはケンカをしないので今日の迫力にはビックリ。でも、先生も「ここでは自分が出せるということです」とおっしゃって、なるほど、と思いました。1年後、しょうこも友達とケンカができるほどに成長しているかな。

チラッと触れたので書き足しますが、ふみくんのことでとても感心していることがあります。それは、決してしょうこに手を上げないということ。ふみくんが遊んでいるオモチャを横取りされたり、描いた絵をぐちゃぐちゃにされたり、いろんな被害に合っているふみくんですが、そんな時、「だめ、しょうこちゃん!」「返して!」としょうこを押しのけたり、取られた物を取り返したりということはあるけれど、叩いたり蹴ったり、ということが1度もありません。私は、弟に対して力で言うことを聞かせるという暴力姉貴だったので、ふみくんの姿は尊敬に値するのです。

2月13日(火)

またまたイブイブ

あたしイブイブ(^^)ろう学校。今日はイブイブと一緒の日でした。先月初めて会ったイブイブは、しょうこと同じCHARGE連合の女の子です。しょうこより1つ年上なので、今春からはろう学校の幼稚部へ進む先輩です。

しょうことイブイブの関係はちょっと面白い。しょうこは、イブイブのしていることがいちいち気になり、彼女のところへ寄って行っては、同じことをして遊ぼうとします。それに対して、しょうこよりお姉ちゃんのイブイブは知恵がついている分「あたしは1人で遊びたいの」というように、しょうこが近づくたびに自分のしている遊びやおもちゃをしょうこに譲り、次の遊びへと移って行くのです。するとまた、しょうこが追いかけて行く、という具合。見ていて飽きないくらいおかしいのです。

2人で連弾よ〜♪♪でも、時には2人並んでピアノを弾いてみたり、案外仲がいいんじゃないの〜、という感じの2人です。

テーブルに並んでおやつを食べていた時に、しょうこはなんとか指文字のサインを真似して「あーあーあー」とイブイブの名前を呼んでいました。イブイブは補聴器をつけてまだ3〜4ヶ月だというのに、音に対する反応がとても良く、名前を呼ばれるとすぐに振り向いたりして、これからがとっても楽しみです。

2月12日(月)

お友達

昨日と今日、近所のお兄ちゃんがふみくんのところに遊びに来ました。昨日は3年生が2人と4年生が1人。今日は、そのうちの3年生1人。どうやら、休日でみんな「外で遊べー」と追い出されてしまって、中で遊ばせてくれる家を探していたみたいです(笑)。

理由はどうあれ、ふみくんもしょうこも、お兄ちゃん達が来てくれると嬉しそう。対等の気になって遊んでいるからおかしいくらいです。

しょうこの風邪も、3日目の今日は熱もなく、咳だけが残っています。お風呂を2日間お休みしたしょうこですが、今日はチチと一緒の入浴タイムを楽しみました。

ちょっと日の経ったりんごがたくさんあったので、昨日リンゴジャムを作りました。今日は、小さいホットケーキをいっぱい焼いて、そのリンゴジャムをはさんでおやつにしてみたところ、ふみくんをはじめ、しょうこにもチチにも大好評!また作ろうかなあ。

2月10日(土)

発  熱

昨夜、寝ていたしょうこが突然咳をし始めました。喉のあたりでする甲高い咳。クループ(喉頭炎)かというような咳でギョッとしましたが、それほどひどくはない様子で、本人も時々泣きそうになりつつもすぐまた眠ってしまうので、そのまま寝かせておきました。

今日になって、やっぱり発熱。日中は37度台だったけれど、寝る前に測ったら38.2度。きっともっと上がるんだろうなあ。熱のせいで呼吸が速く、咳の音も痰の絡んだ湿ったものに変わってきました。やれやれ。1月にかかった気管支炎がやっと治ったばかりだというのに、またまた風邪です。軽く済めばいいんだけどなあ。念の為吸引・吸入器をスタンバイしました。

それでも、38度台程度の熱なら子供って元気です。食欲はまたガクッと落ちたけど、それ以外はいつも通り。このまま通り過ぎてくれ〜〜〜〜!☆彡   (-人-;) 願い事願い事...

2月8日(木)

左  耳

2,3日前、しょうこがやけに右耳の補聴器を気にしていじっていました。もしや、と思って外して確かめてみると、やっぱり電池切れでした。聞こえているからこそ、電池が切れて聞こえなくなると自分で気付くんだなあ、と嬉しく思いました。

昨日、今度は左耳の補聴器を気にしていました。左耳の聴力はゼロ、と言われています。まさかなあ、と思いつつ確認すると、なんと電池切れ!左耳も多少は聞こえているということですよね。嬉しくっていっぱ〜いナデナデしてあげました。(⌒▽⌒)

今朝、ふみくんが朝食を食べるのがスローペースでした。それに合わせるように、しょうこも超ゆっくり。「早く、早く」とせかして、やっと食べ終え、歯を磨いて、「さあ、行くぞ」としょうこを抱き上げた瞬間、私の腕がテーブルの上に置いてあったしょうこの歯磨きコップにぶつかり、倒してしまいました。中の水は、こともあろうにふみくんのズボンの上に…。「うあ゛あ゛あ゛あ゛っ!」大慌てでズボンと靴下をはきかえさせ、いざ出発。

車に乗り込み、駐車場を出発し、大通りへ出る交差点まで行った時、道の真ん中に自転車にまたがったおじいちゃんが微動だにせず道をふさいでいました。うーん、どうしよう。控えめに「プッ」とクラクションを鳴らしてみると…。おじいちゃん、気がつかず。もう1度、「プップップップッ」やっぱり聞こえていない。仕方なく、車を降りて行ってトントン、とおじいちゃんの腕を叩き、「おじいちゃん、すいません。車が通れないから、ちょっと寄ってもらえます?」するとおじいちゃん、初めて気がついて「あ、そうかい。はいはい。」と横へどけてくれました。「ごめんね。」急いで保育園へ。遅刻ギリギリでした。(苦笑)

こういう日って、ことごとくついていないもの。午前中にPT、午後はろう学校へ行き、その帰りにふみくんをお迎えに。そしてまたその帰りにスーパーに寄って、夕食の買い物をした時、「あ、そう言えばお米がそろそろなくなりそうだったっけ」とチラッと思ったものの、今日は洗濯洗剤やらシャンプーやらジャガイモやらバナナやらごぼうやら、かさばって重い荷物がいっぱい。1日くらい大丈夫だろうと、お米は買わずに帰宅。でも、やっぱりなかった。(T_T)ウルウル米びつから1合めはちゃーんと「ザラザラ」と出てきたけど、2合目のレバーを下げると「スカッ。」

丁度タイミング悪く、しょうこが不機嫌モードに突入したため、結局お米は買えず、予定外の外食となりました。

2月7日(水)

お洗濯

あたし、お手伝いしてまーす3,4日前から、しょうこは洗濯物を干す時にお手伝いしてくれるようになりました。天気の悪い日が続いて、家の中に洗濯物を干すことが多かったせいでしょうか。洗濯カゴを持って来るとハイハイダッシュで寄って来て、私が「ちょうだーい」と言うと、「あーい」と言いながら、1枚ずつ洗濯物をわたしてくれるのです。か、かわいい!!(笑)

お母さんとラブラブよでも、ここで「女の子はいいなあ」と思った方がいらっしゃったら一言。我が家の場合、お兄ちゃんのふみくんも、こうやって洗濯の手伝いをするのが大好きでした。彼の場合は、途中でまだるっこしく思って私が勝手に取ったりしようものなら、そっくり返って怒ったほどです。

今日は、いつもしょうこのところに来てくれるJ大のNさんが、先生と一緒にいらっしゃるということで待っていたのですが、なんと私の勘違い。7日は7日でも、3月7日でした。というわけで、突然予定なしとなった今日は、いつものようにS学園へ行きました。チャンチャン♪

2月6日(火)

盲学校

大好きなばあば先生と盲学校でした。今日は、体育館まで行ってトランポリンをしたのですが、しょうこは、ばあば先生に抱っこされて座り、私がジャンプして揺らしてやっていました。私がジャンプをやめてしまうと、しょうこは人差し指を立てて「もう1回!」と催促します。「お願いは?」と言うと、両手を合わせて「おねがいー」。トランポリン大好きのしょうこなのでした。

お部屋に戻って、いつものように遊んでいる時に撮った写真が右のものです。しょうこは、こんな風に、真正面ではなく、目を下の方にやって物を見ています。また、細かいものを見る時は、右目の内側、丁度鼻の前あたりに持っていって見ます。見えにくい場所、見やすい場所が自分でよくわかっているようです。

あたしがかいたのよー(=^_^=)また、左の写真は、今日しょうこが描いたものです。縦の線が多く描かれています。先生によると、「立っち」を始める頃、こういう縦の線が多くなるんですって。背這いや寝返りによる移動が影をひそめ、ハイハイでダッシュまでするようになった笙子。(あ、漢字で書いちゃった。まあいいや。しょうこは「笙子」と書きます^^)つかまり立ちや伝い歩きも上手になった今日この頃。やっぱり立ちたいんでしょうね。

2月3日(土)

どう思うの?

夜寝るとき、布団に入ってからふみくんが突然質問してきました。

「お母さん、しょうこちゃんが今の2才で死んじゃったらどう思うの?」
「うん?すごく悲しいよ」
「へえー、そうなんだ。…そんなこと、聞かなければ良かった。」
「どうして?」
(質問を無視して)「じゃあ、ふみが今の4才で死んじゃったらどう思うの?」
「ものすごーく悲しいよ」
「じゃあ、しょうこちゃんよりも、だね?」
「同じくらいだな」
「だって、"すごく"と"ものすごく"は、"ものすごく"の方がすごいんだよ」
「そうか。でも、同じくらいだよ」
「ふうん、そうなんだ」
「子供はお父さんやお母さんより先に死んじゃダメなんだよ」
「どうして?」
「悲しいから」
「大人は?先に死んでいいの?」
「そうだね、ふみくんより先に死んじゃうね」
「そしたら(ふみは)どうやって暮らすん?何食べればいいの?」
「その頃は、ふみくんは大人になって自分でお金稼いでるから大丈夫だよ」
「それまでずーっと、お父さんとお母さんと一緒にここに暮らすの?」
「ふみがお父さんとお母さんと離れて1人で暮らしたいと思ったらそうすればいいし、一緒にいたかったら一緒に暮らせばいいよ」
「ふみがお父さんくらいになったら、お父さんが2人になっちゃうよ?」
「大丈夫。その頃、お父さんはおじいちゃんになってるから」
「お母さんは?」
「おばあちゃん」
「そんなのやだ!」
「うん?お母さんは若ーいから、せいぜいオバサン止まりだな」
「せんせいって、誰?」
「先生って言ってないよ?"せいぜい"だよ」
「なんだ、そうか。おやすみ」
「おやすみ」

一体なんだったんでしょうね(=^_^=)

2月2日(金)

お兄ちゃん

昨日と今日、ふみくんは「寒中休み」で保育園がありません。この寒中休みって、長野県特有?長野の学校は夏休みも冬休みも短いのだけれど、この時期に、この寒中休みがあるのです。私が生まれ育った新潟にはそんなものなかったから、びっくり。地域色があっておもしろーい。

そのふみくん、去年からずっと続いていた歯医者通いが今日、やっと終了しました。長かったア。

ふみ

今日、しょうこちゃんが「おにいちゃん」って言ったんだよ。「おいーあん」みたいに聞こえるけど、お兄ちゃんの意味だよ。うれしかったから、もう1回言ってってお願いしたけど、もう呼んでくれなかった。

ふみが、しょうこちゃんのオモチャ取り上げたあとだったから、呼んでくれなかったのかなあ。

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